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オルレアン家

オルレアン家(オルレアンけ、Maison d'Orléans)はフランスの公爵家(オルレアン公、duc d'Orléans)。ヴァロワ家支流とブルボン家支流があり、国王に嫡子がいない場合に王家に後継者を輩出するなど重要な位置づけにあった。王位継承者、王弟などが名乗っている場合が多く、王家とも密接に関わりをもっていた。

ヴァロワ=オルレアン家とブルボン=オルレアン家の2つの支流があるが、ヴァロワ家は主に2家、ブルボン家は主に3家の計5つのオルレアン家が存在した。通常、単にオルレアン家と呼ぶ場合には最後のものを指す。
ヴァロワ=オルレアン家 [編集]
1328年から1589年までフランスを支配したヴァロワ家からは、2つのオルレアン家が誕生している。

最初のオルレアン家は、ヴァロア朝初代フィリップ6世の息子でありジャン2世の弟にあたるフィリップによって1344年に創設された。しかし、1人も子が出来ずフィリップの死去と同時に断絶する。

2つ目のオルレアン家は、シャルル5世の息子ルイによって1392年再興された。ルイ11世の娘と王命により結婚していたルイ・ドルレアンの孫が、世嗣を残さず急死したシャルル8世の後を継ぎルイ12世となる。その後もオルレアン公の爵位は王族に授爵されるが、アンリ3世の暗殺によりヴァロワ=オルレアン家は断絶する。

第1ヴァロワ=オルレアン家当主 [編集]
フィリップ(1344年 - 1375年)

第2ヴァロワ=オルレアン家当主 [編集]
ルイ1世(1392年 - 1407年)
シャルル(1407年 - 1465年)
ルイ2世(1465年 - 1498年) 1498年に国王ルイ12世となる。

ブルボン=オルレアン家 [編集]
1589年からフランス革命・ナポレオン時代などを挟み1830年までフランスを支配したブルボン家からは、3家誕生している。

3つ目のオルレアン家は、アンリ4世の子ニコラが1607年にオルレアン公となるがわずか4歳で死去し断絶した。

4つ目のオルレアン家は、先のニコラの弟にあたるガストンが再興させるが結局、子が出来ないまま亡くなり、再度断絶している。

5つ目のオルレアン家は、ニコラ、ガストンの兄にあたるルイ13世の息子フィリップ1世が再興する。フィリップ1世から数えて5代目にあたるルイ・フィリップは、1830年に起きた7月革命によってフランス王位につくが、18年後の1848年に起きた2月革命により退位し、イギリスに亡命。このオルレアン家は現在も続いている。

第1ブルボン=オルレアン家当主 [編集]
ニコラ(1607年 - 1611年)

第2ブルボン=オルレアン家当主 [編集]
ガストン(1626年 - 1660年)

第3ブルボン=オルレアン家当主 [編集]
フィリップ1世(1660年 - 1701年)
フィリップ2世(1701年 - 1723年)
ルイ(1723年 - 1752年)
ルイ・フィリップ1世(1752年 - 1785年)
ルイ・フィリップ2世ジョゼフ(1785年 - 1793年) フィリップ・エガリテを名乗る。
ルイ・フィリップ3世(1793年 - 1830年) 1830年に国王ルイ・フィリップとなる(在位:1830年 - 1848年)。
フェルディナン・フィリップ(1830年 - 1842年) 第1王子、オルレアン公の称号を継承。

オルレアン派王位請求者 [編集]
2月革命によりルイ・フィリップが退位した後、ブルボン=オルレアン家当主は正統派の王位請求者(ブルボン家宗家、後にスペイン・ブルボン家(カルリスタ系))と競合しつつ、現在まで名目上のフランス王を称している。その支持者はオルレアニスト(オルレアン派)と呼ばれる。

ルイ・フィリップ(1848年 - 1850年)
パリ伯フィリップ(フィリップ7世、1850年 - 1894年) フェルディナン・フィリップの子。
オルレアン公フィリップ(フィリップ8世、1894年 - 1926年) パリ伯フィリップの子。
ギーズ公ジャン(ジャン3世、1926年 - 1940年) パリ伯フィリップの弟シャルトル公ロベールの子。
パリ伯アンリ(アンリ6世、1940年 - 1999年) ギーズ公ジャンの子。
パリ伯兼フランス公アンリ(アンリ7世、1999年 - ) パリ伯アンリの子。現オルレアン家当主。

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2009年04月17日 10:45に投稿されたエントリーのページです。

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